ぶらり文学散歩:江戸川乱歩編 案内人・勝野美葉子
江戸川乱歩は、大正から昭和初期に活躍した、「日本推理小説の祖」とも呼ばれる作家です。児童向け文学も数多く手掛けており、少年探偵団シリーズを子供の頃に夢中になって読んだという方も多いのではないでしょうか…
江戸川乱歩は、大正から昭和初期に活躍した、「日本推理小説の祖」とも呼ばれる作家です。児童向け文学も数多く手掛けており、少年探偵団シリーズを子供の頃に夢中になって読んだという方も多いのではないでしょうか…
修禅寺から県道18号線を5分ほど西に向かうと、温泉場から少し遠ざかり生活の雰囲気や畑が見え始めます。源範頼の墓を目指し急峻な坂を登ると石畳に竹垣、棟門(なむもん)が迎えます。暖簾をくぐると庭木や石畳の…
このコーナーでは、修善寺に住む人や、修善寺に関わりのある人々による書籍紹介を掲載していきます。身近な人々がどんな本を読んで、何を思い、感じているのか、少しのぞいてみましょう。 『自殺の思想史』 ジェニ…
芥川龍之介が修善寺に長期滞在したのは大正十四年(一九二五年)の四月のこと。修善寺駅が開業した翌年、新井旅館の月の棟で一ヶ月ほど過ごしました。 芥川が滞在中に書いた多くの書簡(手紙)から、どのように修善…
過去数年間、これからの地域のあり方やまちづくりのあれこれを考えようと、ざっくばらんに話す会を細々と開催してきました。その中で、生まれた企画のひとつが、この「文芸」をテーマにしたローカルマガジン『湯文好…
修禅寺から虎渓橋(こけいばし)を渡ると土産物屋が立ち並び、なまこ壁の小道がつづきます。植栽あふれる庭園のある立派な邸宅ともみえる建築が大和堂医院です。ひときわ風格のあるなまこ壁が壁一面、屋根までのび、…
例年、修善寺のお盆は毎年8月1日からの3日間で、修禅寺での(法要)と盆踊とが開催されてきました。 しかし、昨年の夏、盆踊りが無期限中止になりそうだと護寺会の役員から相談を受けました。コロナ禍で中止も続…
戦前の絵葉書より、奥に渡月橋を望む白糸の瀧。水飛沫の様子を雪花が散るようで、轟く音は雷が落ちるようでもあり。まるで白布を織っているように見えたことから「白糸の瀧」と名付けられました。また、廣織の瀧、闘…