ゆるほめ俳句#07

このコーナーでは、修善寺の俳句会や吟行で詠まれた句、公募や地域内の投句箱にていただいた句を掲載していきます。ゆる〜くほめる俳句で「ゆるほめ俳句」です。

今号は、読者からの投句と、『日本温泉案内』東部篇(大日本雄弁会講談社, 昭和5年)内の修善寺温泉紹介ページに掲載されていた句と挿絵(挿絵は冊子のみ)とをお届けします。

錦秋や曲がりまがりて遍路道 (鳴神 調古堂)

案山子揺れ黄金の波に溶け入りぬ(匿名希望)

金木犀香りて閉じる書の一ぺえじ(要冷蔵)

猛暑喰う秋のらいの置き土産 (もぐもぐ)

猫じゃらしみんな集まれもふらせて(猫好きの寝言)

秋桜や影は踊り子風まかせ(匿名希望)

師の書庫に同じ本見ゆ祭魚洞忌 (山久39)

天高し意地でも掛けぬ老眼鏡(Charlie神)

母恋しうらみも愛し頼家忌(周山坊)

次回の吟行開催は未定です。
最新情報は、ホームページや各種SNSをご確認ください。
温泉場内のmost 8092(日枝神社斜め向かい)には、季節ごとの歳時記が置かれています。ご自由にご利用ください。

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修善寺温泉・住民発のローカル文芸マガジン『湯文好日』編集部です。様々な文芸作品を通じ、 季節や時代を超えて、 修善寺温泉を楽しんでいただけるようなコンテンツを発信しています。

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