どうなる?どうする?共同浴場

温泉街には、外湯と呼ばれるいくつかの共同浴場があります。

地域住民が運営管理をしていて、地元の人に交じって観光客の方も入浴することが出来るものと、地元の人しか入れないものとがあります。私が通っているのは、路地裏にひっそりとある観光客の方も入れる共同浴場で、レトロな雰囲気も湯もよく、身も心も温まります。

修善寺温泉バス停の裏手側の路地にある組合員専用の共同浴場「神戸湯」。一般客は¥350で入浴することができる。(2024年2月現在)

私は修善寺温泉街で人力車をやっているのですが、この温泉に入ると身も心も元気になるので、私にとってはとても大切な風呂です。しかしながら、現在、この外湯が存続の危機にあります。すなわち私の身体の危機でもあります。主な理由は、利用者の減少による負担の増加です。運営管理の中にはお金の管理や清掃なども含まれます。年々、利用者(会費を払う人)が減り、赤字経営も目前。老朽化で設備故障が起きたらどうしようか、いっそもうやめてしまおうかという意見も出てきています。

観光客の利用を増やせばいいと思うものの、あまり知らない人が頻繁に出入りするのは…という意見もあったり。それぞれがストレスなく、気持ちよく利用できると良いなと思っています。(私が普段行く夕方5時頃は、誰もおらず貸切りのことが多いです。観光客の方はこの時間が狙い目かもしれません。)

なんとか、この古くから続く外湯の文化を残し、この先もずっとお風呂に通いつづけたいと思っています。一緒に存続の方法について良いアイディアがあればぜひ宜しくお願い致します。

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東京都出身。2018 年に松崎町へ移住し人力車 の車夫をはじめました。その後、修善寺温泉に 拠点を移し、人力車を続けています。温泉場の上で米づくりを学んでいます。

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